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​ゼミ活動紹介

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ゼミ活動について

ケースカンファレンスから研究指導の流れで毎回行っています。

ケースについては認知行動療法の相互作用システムや機能分析に基づきアセスメントを丁寧に行ったうえで、

介入・支援をしていくことを指導しています。またカウンセリングはなるべく学生の個性を生かしながら、背伸びした形式的な流れではなく、自然な会話の流れから展開していくことを推奨しています。

研究指導については、ストレート学生の方には自身に関連するテーマであればなるべく実地に出て、自分の目で見た情報を加味した研究を行うことを薦めています。

またデータはどんな些細なものでもいいので積極的にとることを指導しています。

多変量解析も行いますが、データ入力時から一つ一つのデータを丁寧に見ることを伝えています。

社会人学生の方には文献をより多く読み、研究的な表現の幅を広げることを基本的な指導方針にしています。

兵庫、大阪での有償の実習を薦めています。

・就労支援施設(NPO大阪精神障害者就労支援ネットワーク、ジョブジョイントおおさか)

・精神科クリニック(コこころのクリニック)

・児童発達支援・放課後等デイサービス(一般社団法人パーマネント・クリエイティブ・マインド)
 

2017年度・2018年度・2019年度は他大学の先生と合同ゼミ合宿を行いました。
2020年度、2021年度、2022年度はWebにて、2023年度はハイブリッド形式で対面参加とWeb参加で研究構想発表会を大学内外の先生方と一緒に行いました。

池田研究室で受託した研究で、障害者雇用に関するデータ解析・発表をゼミで行っています。

 

研究・指導方針
現場での実践(就労支援)を通じて、認知行動療法を用いた精神障害・発達障害のある成人への支援の専門性を高めてきました。臨床と研究活動をバランスよく行うことを追求し、実践研究家として活動をしています。現在は、発達障害のある方への就労支援のプログラムの開発・普及や、就労支援機関へのコンサルテーション、精神障害・発達障害のある方の職場定着を支援するWebツールの普及や大学に在籍する発達障害学生の支援について取り組んでいます。学生の指導方針としても、社会人として心理臨床を行っていくことを前提とした経験を積むことを優先に、失敗をしないことよりも失敗を振り返る大切さを指導しています。

社会との接点の多い就労支援に関心のある方、フットワークの軽い方は大歓迎です。

 


過去の修士論文のテーマ
過剰適応傾向のある大学生を対象とした Internet-CBT の効果の検討-過剰適応の機能に着目して-
発達障害児を持つ親のオンラインでの援助要請行動及びストレッサーがストレス反応に及ぼす影響
家族のメンタルヘルスリテラシーが大学生の知覚された家族サポートと抑うつに与える影響
うつ病への認知による調整効果の検討 ―援助要請の有効性の認知と援助要請との関連について―

大学生の発達障害に関するメンタルヘルスリテラシーと援助要請の関連
セルフ・コンパッションによる痛みの破局的思考の緩和-アレキシサイミア傾向のある大学生を対象にして-
自閉症スペクトラム障害をもつ者のきょうだいが同胞の障害を理解するプロセス

―青年期のきょうだいの語りを通して―
自閉症スペクトラム傾向の高い大学生の就職活動状況および不安に関する研究職場での指示入力に関する

尺度作成の試み―AS特性・ADHD傾向をもつ者に着目して―
自閉スペクトラム特性の高い大学生に対するマインドフルネスの効果検討
自閉スペクトラム症のある大学生および就労移行支援事業所利用者における当事者研究の実践

―自己理解と自分への向き合い方の変化に焦点を当てて―
高校生の学習の態度と学習意欲に対する認知行動コーチングの有効性の検討
メンタルヘルス不調による休職者の就労継続の要因についての検討―リワークプログラムの実践を通して―

統合失調症のある親と生活する子どもの心理的成長について―心理的・社会的な受容プロセスに着目して―
ライフスキルが大学適応感に及ぼす影響-ライフスキルプログラムに関する一考察-
青年期の家族機能と職場での困難感について―入社1年目に着目して―
自閉スペクトラム特性が高い者の職場適応感に関する調査研究
特別支援学校生徒に対するストレスマネジメントプログラムに関する研究

―職場定着に関する企業アンケートを踏まえて―

成人期ASD者の道徳的価値と介入による視点取得効果-モラルジレンマ資料を用いて-

 説明文の違いがマインドフルネスへの期待に影響を及ぼすか 
緊張型頭痛と過剰適応の関係
感情・認知への働きかけによる子宮頸がん検診受診意図の変化
メンタルヘルス・リテラシー要素が援助要請意図に及ぼす影響
情動n-back課題を用いたネガティブ情動と反すうおよびメタ認知との関連
年代別にみるキャリアビジョンとワークエンゲイジメント及び職業性ストレスの研究
Webシステムによる日報導入が就労移行支援事業所に通所する統合失調症患者の

心理的状態に与える効果―セルフモニタリングを通じて―
育児期の父母における仕事と家庭の関連―スピルオーバー,補償に焦点を当てて―
見返し対処の心理的要因の検討―競争心、自己効力感との関連について―
小学校高学年児童への認知再構成の介入効果の検討―自閉スペクトラム症的特性と不適応の関連から―

 

昼間:毎週水曜日9時から

   ゼミの方針として、社会人になることを想定して日中活動をしっかりと行うことを推奨しています。

夜更かしは必要最低限!

夜間:金曜日6・7限(隔週)

合同ゼミ(修了生含む)月1回土曜日午前

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